「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」

この万葉集に載っている梅花の歌三十二首の序文より新元号の「令和」が選ばれました。

大宰府にあった万葉集を代表する歌人、大伴旅人の邸宅で行われた「梅花の宴」の

様子を歌ったものであるようです。

約1300年前に文化の華が開いていた大宰府、そして梅の花。

この頃の梅の花はまだ珍しく、新しい文化を取り入れた場所での宴だったのでしょう。弊社が取り扱っている乳酸菌は梅の花由来の乳酸菌です。

乳酸菌とは

菌の代謝により乳酸を作る働き(醗酵によって糖類から乳酸を作る)をする細菌類で

腐敗物質を作らないものの総称です。

乳酸菌はその育成場所により

・ 植物性乳酸菌

植物質に由来するもので味噌や醤油、漬物など

・ 動物性乳酸菌

動物質に由来するものでチーズやヨーグルトなど

などに分けられているのは耳にしたことがあるかと思います。

弊社の扱う乳酸菌について

正式名称としては、Enterococcus faecalis(エンテロコッカス・フェカリス)の一種となります。ビフィズス菌など棒状の形をした乳酸菌と比べると、フェカリス菌は「球菌」と呼ばれる菌体で、

一度にたくさん摂ることに適した形をしています。

また、他の一般的な乳酸菌に比べると小さく、狭いところまで行き届くことが可能な為、

健康維持がより期待できるとされています。

弊社の扱う乳酸菌は梅の花より採取されていますので、植物由来の乳酸菌になります。

この発酵技術と乳酸菌はEC Cardiology/EC 国際循環器病雑誌、第7.1巻(2020年)に掲載されています。

乳酸菌(フェカリス菌)は死菌でも効果があり

生きたまま腸まで届く乳酸菌、などの謳い文句をよく見かけますが、

最近の研究結果では、フェカリス菌は生きていなくても腸内免疫細胞が活性化され

様々な効果を発揮することが分かってきているようです。

摂取した乳酸菌が生きて腸内まで届いたとしても、その菌がそのまま腸内に

住みついて増殖することは殆どない等の研究結果もあるようです。

上記の研究結果などもあり、

弊社は品質保持の観点からも取り扱いの容易な死菌の状態で

梅の花由来の乳酸菌を商品に使用しております。

Enterococcus faecalisの免疫賦活作用

• アレルギー改善

• インフルエンザ対策

• メタボリック症候群の予防改善

• 免疫力強化

※ British Journal of Cancer 75 p1613-1616 1997より